雑談あれこれ(南嶋奇譚Ⅲ・与那国島マチリ編10)

旅 旅行 沖縄 八重山 クバ DANCE tradition okinawa マチリ

色々な方といろんな話をした、、

K家ではアルコールを傾けるときはいつもどなん(どなん酒造)を飲んでいた。ある時私がどなんと与那国どちらが好みですか?と聞いたところ、K家の方はどなんの方が口に合っていると答えた。一人だけ外戚のMさんだけおれは与那国(崎元酒造所)やなと答えた。どうしてかなと次の言葉を待つと、どなんは杜氏が変わると味がかわる、与那国の方が安定していると答えた。

MさんはK家の方ではないがK家と血はつながっている、普段はあまり口数は多くないが時々ぽろりと本音を教えてくれる、、

島外から引っ越して来て今では島に住み着き仕事もしている人とマチリのかかわりについてもポツリと思いを語っていた、、

与那国馬と他の品種の馬が島内にはいるけどそれらの見分け方はこうこうであると一目でわかるポイントを教えてくれた。そのあと島外から来た誰それにもそれを教えたが、最近ではマチリの準備に参加することもしなくなった、教えなければよかった、、と、旅 旅行 沖縄 八重山 クバ DANCE tradition okinawa

なるほど島外から来た人と島内の方の思いのずれが全くないわけではないことが話を聞いていると出てくる、、

馬については別の集落の方からも与那国の馬は台湾方面から来たのよ、人も馬も台湾方面からたくさん島に入り込んでいる、、台湾から来た人も地元風の名前を名乗っているのでわからないことも多いと思うが、、という話を聞いた。

八重山の島の中ではマラリアで集落の人が減った時に台湾から入植を進めたというような話を以前聞いたことがあったので、台湾方面から人や文物が与那国島にも入ってくること自体はさほど驚きはなかった。

与那国の馬について少し調べていると、与那国馬がフィリピンのカミグィン島から来たという説を見つけた。ピンポイントでカミグィン島からというところがあまりに具体的で面白いと思った。

参照:『与那国馬の起源(田島和歌子)2015』

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またある時、与那国の言葉は「ン」で始まったり何か鼻にかかったような音があって発音が難しいですねと話を向けた時、やはりMさんが学校で英語を習い始めたころ英語の先生が、与那国島の生徒に向かって君たちは”ng”の発音に困ることはないね、ビンク゜イ(biŋui)の発音はできるからねと言っていたエピソードを聞かせてくれた。ビンク゜イとは島にたくさん生えているクワズイモという植物のことであるという。ちなみにクワズイモはシュウ酸カルシウムが茎や根に多く含まれ食べるともちろん触っただけでも痛みを生ずることがあるという、、山など歩いているときにたくさん触れてしまったような気がするが今のところ大丈夫だ、、

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ビンク゜イ(クワズイモ)

 

これはMさんから聞いた話ではないが、比川浜の別名が「なあた浜」というらしい。確かになあた浜と記載のある地図も見たような気がする、、

祖納集落のナンタ浜は比川の人が祖納に一部移った時になあた浜という名前を祖納でも浜に名付けたのだという。そういえば久部良集落のナーマ浜も何となく名前が似ている。久部良と比川の関係は過去強いものがあったという話は聞いたことがあるが、祖納と比川の移動などについては聞いたことがない。しかし比川の一部の人がなあた浜がナンタ浜の語源であると思っている、、

比川のなあま浜・祖納のナンタ浜・久部良のナーマ浜どれも似ている、、特に比川と久部良は同じと言ってもよい気がする、、面白い、、

たわいのない話のようでこんな話をしているときが楽しい、、

 

 

南嶋奇譚・・ガイドブックに載っていない与那国島編

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