10時くらいにエローラの遺跡を出発した。アジャンタ遺跡に向け1時間ほど走ったところでいったん休憩をとる。
- 休憩チャイを飲む
チャイを飲んで少し休み、さらに車を進める。
12時半くらいにロードサイドの小奇麗なホテルに併設されたレストランで昼食をとることとなった。Hotel Ajanta green restaurant and resort という施設であった。食事は、地元料理もあったがチャーハンを頼んだ。火が通っているものが食べれるのがうれしい。キングフィッシャーのビールも旨い。食事をしていると少し離れたテーブルにJTBの団体も入ってきた。旅行業者にも評価されているレストランなのだろう。
- 昼ごはんの中華
食事を終えアジャンタ遺跡まではそんなに時間はかからなかった。13時過ぎに遺跡に入った。もちろん新しいガイドの方と一緒だ。入り口を入るとバスが待っている。それに乗り込み石窟寺院がある崖まで行く。
- バスに乗って遺跡に向かう
遺跡群は川沿いの断崖に沿って30近くの石窟が並んでいてとても壮観。端まで歩けば500メートル以上の距離がありそうだ。
- 川に沿った断崖に作られたアジャンタ石窟群
石窟の中に入るときは靴を脱いで入らなければならないが、ガイドの方がビニール製のシューズカバーを買ってくれた。これを靴の上からかぶせておけば出たり入ったりするたびに靴を脱いだり履いたりしなくてもすむ。見学の最後の方は靴の底にあたっているビニールが破れてあまり意味がないようにも感じたがこれは気のせいかもしれない。
- 石窟内
遺跡群はすごい、一見の価値あり。
- 石窟内
ところで先ほどのエローラ遺跡でもそうであったが、ここにきて現地の人にやたらと娘が話しかけられている。一緒に写真を撮ろうといろいろな人が寄ってくる。最初は写真を撮ると金でも請求されるのではないかと身構えていたが、そうでもないようだ。
- 石窟の入り口の脱ぎ散らかした子供の靴
ある石窟の前に子供たち、おそらく学校の授業の一環で見学に来ている集団の靴が脱いであった。中をのぞくと、、
- 石窟内で記念写真を撮る子供たち
小学生くらいの子供たちと引率者が記念写真を撮っている。記念写真を撮っている人の横で写真を撮ってみた↑
ひとなつっこい子供たちで娘とどうやら一緒に写真を撮りたいらしくこちらが見学しているとぞろぞろとついてくる。中にはに娘のインスタのアカウントを聞いてくる子もいる。オイオイ、、
そんな子供たちと付かず離れず一通り主要な石窟の見学をし、靴のビニールカバーを取り外し、階段を断崖の下の川沿いの道に降りていき出口へと向かう。見終えたときは15時を回っていた。
アジャンタ遺跡のガイドとはわかれ車に戻りホテルに向かう。
途中一回ジュース休憩をはさんで帰り道を進む。現地の物産品を見に行かないかと誘われたが、さすがに前日家を出たときからほとんど寝ていないのと暑さの中遺跡を歩いたことで疲れていた。ガイドがこの辺りはバラの香水が名産だと言い手元から小さな香水ボトルを出してきた。一つ500円くらいであったのでチップ代わりに2本購入しホテルに戻った。ホテルに戻ると19時くらいになっていた。明日は朝6時台の飛行機でムンバイに移動する。4時に目覚ましをセットした。シャワーの水がやや茶色く着色気味ではあったがそこは気にしすぎても、、
日本から持ってきた食料を少し補給して寝ることとした。
一日でエローラとアジャンタの主要寺院を見学することは可能である。ムンバイ発のツアーだと移動も含めて4・5日かけて回るツアーもあるようだ。今回駆け足で見て回ったが、世界遺産の名にふさわしい遺跡群であった。19世紀の初頭、虎狩りの最中にジャングルの中でアジャンタの遺跡を偶然見つけたイギリス人はどんな気持であったであろう。ともかく見つけてくれてありがとうかな、、
明日はデカン高原を離れていよいよムンバイ
☆フェスの予習
ムンバイへ・アウランガバードへの道(インドムンバイ編その2)