久部良岳(くぶらだけ)の山頂には登ることができたが、ミミシには行くことができなかった。
ミミシの近くにはいたのだがその姿も見えない。
灯台下暗し?、、大きすぎて離れないと見えづらいということか、、?
祖納(そない)集落の宿にチェックインすることも考えたが、チェックイン時刻にはまだ早い。
少しドライブしてみるか、、
ガイドブックに載っている場所も見てみよう、、
久部良岳からそのまま久部良集落方面に向かう。
久部良集落は日本最西端の集落で、そこにあるあらゆる事物はことごとく「日本最西端の」という肩書がつく。

日本最西端の集落
日本最西端の郵便局
日本最西端の商店、、、
最西端をたくさん見ることができた。
- 灯台
- トゥイシ
- マグロ
久部良集落の日本最西端の岬で景色を見た後、同じ集落内のナーマ浜に移動してみた。
浜の奥には漁港が見える。

ナーマ浜
途中で浜を見下ろす高台に金毘羅をまつる祠があった。

ナーマ浜の金毘羅宮
ここから有名な久部良バリに移動した。
- 久部良バリ説明碑
- 久部良バリ
口減らしのために妊婦に岩を飛び越えさせたとの話が伝わる岩の裂け目、、
今回は訪ねてはいないが、人舛田 (とぅんぐだ)という場所も人々を集めて遅れてきた人を殺したというような伝承が残っている。この人頭税の話を聞くといつもすっきりしない気分になる。仲間を殺すことが選択肢となる状況、、

祖納集落にある人頭税廃止百年記念の碑
八重山諸島にある日本最南端の有人島である波照間島(はてるまじま)には、パイパティローマ(南波照間)という楽園のような島が南にあるという伝説がある。この与那国島にもハイドゥナン(南与那国)という南の島があると信じた?人々が人頭税から逃れるために与那国島を離れ海を渡ったと伝わっているらしい。
現実の苦しさから目を背けて南の楽園を思い浮かべるのは私も得意だ、、
南の島を目指した人、島にとどまった人、それぞれの人生に思いをはせる、、、

久部良ビディリ?
久部良集落から祖納方面に向かうときに途中で、なんだかジャンヌダルクみたいなかっこいい名前のダンヌ浜に立ち寄った。

海岸は美しく人も少なかった。泳ぐにはやや波が荒いかな、
民謡の歌詞を書いた碑もあった。

希望の碑
駐車場に戻り山手の方を見ると久部良岳の頂の電波塔が見えた。ということは、、あった!! ついにミミシを遠景ながら見ることができた!!与那国にきた最低限の目標には達したかな。

空港を左手に見ながら祖納集落へ向かう。
宿にチェックインすると、昼めし難民になるから早めに食事した方がよいとアドバイスをもらった。教えてもらった飲食店に行きそこで無事食事にはあり付けた。

てんだ花
宿で少し休んで、祖納周辺をめぐってみるか、
近日連載スタート・・南嶋奇譚 ガイドブックに載っていない与那国島
久部良岳にやってきた(南嶋奇譚・ガイドブックに載っていない与那国島2)






