- ワボカボへ(ラスベガス編1)
- スフィアへ(ラスベガス編2)
イーグルスのライブは20時スタートなので日中はストリップ通りを行ったり来たりした。
娘が参戦するゼインのライブはパークMGM内のドルビーライブ(Dolby Live)での開催なのでその下見もした。
娘はゼインの一連のラスベガスライブの最終日の前日、事前にVIPルームの中でどのように動きどの位置にいることがよりゼインに近づくことができるのかをチャッピー(chatGPT)と何度もディスカッションを繰り返したり、Xのゼインのファンたちの情報を集めたり準備に余念がない。
チャッピーもきっとお疲れだろう、、
おなかがすいたのでドーナツを買おうとダンキンドーナツに入った。あれがよい、これがよいと散々もめてようやく注文が決まり会計をしようとすると、ドーナツ屋のお姉さんが “this is on me.(これ私のおごり。)”と、迷って結局選ばなかったドーナツを一つサービスしてくれた。よっぽど見るに見かねたのか? 気風(きっぷ)がいいその姿を見て思わず江戸っ子か!と口に出そうになった、、江戸っ子か!はちょっと違うか??
ベネチアンホテルに入るとベニス風のゴンドラが建物の中の水路を観光客を乗せて行ったり来たりしている。名前の通りのホテルであった。
このホテルの中にイーグルスのグッズショップがあった。妻とおそろいのTシャツを買った。
スフィアにどのように行けばよいのか調べていなかったが、どうやらこのベネチアンホテルから建物伝いに雨にぬれずにスフィアへ行けることがわかった。
娘をライブ会場のMGMのドルビーライブまで送り、妻と二人でまだイーグルスまで時間があったので、ブリュードッグ(BrewDog Las Vegas)で一休みすることにした。

ブリュードッグは、言わずと知れたIPAブームを作り出したブリュワリーである。
最近ではあえてブリュードッグを飲むことも少なくなったが、ジャックハマーの生でも飲めたらライブの準備が整う?のではないかと思った。
ジャックハマーは言わずと知れたブリュードッグのIBU( International Bitterness Units=国際苦味単位)が200という化け物みたいなIPAである。ちなみにIBUが100を超えるともはやその苦みの差は人間では識別できないともいわれている。人間の舌にある苦味受容体を飽和状態にする苦み、、そのすごさはまさに表現不可能なのである。掘削機というその名の通り飲む人の味覚を粉砕してくるのである、、
と、気合が入っていたがジャックハマーはメニューになかったので、パンクIPAを飲むことにした。屋上の野外のテーブルで冷たいビールを飲んでいると少し寒いようにも感じる。
1月末の夕刻のラスベガスは、あったかいのか寒いのかよくわからなかった。
少なくとも日中の日差しがあたっているときは暑く感じた。
ストリップ通りをふらふら歩きながらスフィアに向かう。

ベネチアンホテルの中の迷路のような通路をスフィア方面に移動すると、途中からイーグルスのライブに向かっているとわかる人たちがぞろぞろと廊下を歩いている場所に合流した。
多くは老カップルだ、、
何となく余裕を感じる人々だ、、
通路の途中でスフィアがよく見えるテラスがあった。
1週間ほど前のイーグルスの直近に行ったライブでは、ギターのジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)がインフルエンザで出演していなかった。今日のライブには出てくるのか?
スフィアの内部ではカウントダウンが始まる、、

さすがに大迫力であった。
通常のライブと違って舞台装置の組立や撤収がいらない分、ライブの回数を重ねるとコストは割安になるのだろう。もちろん収容人数が2万人に満たないと言われているので、動員力と回数を稼げる演者であればコストは逓減していく仕組みになっている。そういう意味ではイーグルスはスフィアにはまっているバンドなのであろう。
ジョー・ウォルシュもすべての曲ではなかったが自身がボーカルをとる曲や主要曲?には出てきていた。
グレン・フライの息子も父のいなくなった穴を埋めていた、、
1曲目のホテルカリフォルニアからアンコールラストのハートエイクトゥナイトまで素晴らしいショウを見ることができた。
ホテルまでの帰り道、娘から『ゼインにハグしてもらった!』と興奮気味の連絡が来た。
ピンぼけの写真がリアルでよい、、
ゼインの会場では友達もできたみたいでお互いに写真の交換もできたようだ。チャッピーとのディスカッションの成果もあったようだ。
娘の満足感あふれる顔がそこにあった。
ラスベガスの印象は、昭和の日本の温泉地の演芸場のような気もするし、街全体とりわけストリップ通り周辺は巨大なUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)の中にいるような気持にもなった。
娘は明日のゼインのラスベガスの最終日にも参戦する、私と妻も別のイベントに参加する予定だ。
The Eagles – Life’s Been Good



